本日はメンテミーティングのはずでしたが・・・・ 雨

残念ですがメンテミーティングは中止

辛うじて屋根の下で作業が出来るクロちゃんの家に行き、
お昼から前回やり残した作業を開始

本日の作業はクラッチとRサスの交換です。
まずは時間のかかるクラッチから作業開始。
リアタイヤにブロック噛ませて車体を斜めにすればそんなにオイル漏れません

クラッチケーブルを外し、クラッチカバーを留めているボルトを外します。
クラッチリレーズシャフトも抜きます。
ファイナルのクロちゃん号、ここでも高年式ならではの改良点発見

高年式車両は根元までシャフト入らない様に出来てるみたいですね

椿号みたいな初期モデルは根元まで入ってしまうんですよね〜
なので4o引き上げて右に回しリレーズにひっかけます。
これ間違えて組むとリレーズが折れてしまいます・・・・

高年式は流石ですね

カバーはガッチリ密着してますのでプラハンで叩いて外します。
位置決めピンが入ってますので、無理に空けてはダメです。
オープンセサミ〜

品番1052番のターボ用のフリクションプレートが入ってますね。
外側の一枚だけずらして組んでありますね!
外してみて、ここでまた発見

ファイナルのフリクションプレートは全てターボ用の1052番なんです

しかし7枚

内側と外側だけ《コルクモールド》タイプで内側全てが《ペーパーペース》タイプ。
2006年式のイエローボールC6FAまでは外側2枚だけターボ用なので、
恐らくファイナルのみの仕様だと思います

そして、クラッチスプリングもターボ用とこんなに長さが違ったのです。
ファイナル以前のモデルは数ミリしが長さが変わらなかったので、
これもファイナルのみの仕様だと思います。
これでも滑るのですから・・やっぱり750のクラッチ強化は必須と言う事ですね

《左ターボ用、右ファイナル用》
この辺の詳しいレポートは《K.L.Z.C》のホームページ内《豆知識》を見て下さい

http://klzc.ikidane.com/zep750clutch.htm ← こちらのリンクをどうぞ
ハウジングは綺麗ですね

スクレーパーを使って張り付いたガスケットを綺麗に剥がしましょう。
今回組みこむターボ用のフリクションプレートは馴染みを早くする為に、
予めエンジンオイルに漬け込んでおきました。
組む前に一手間

フリクションプレートの爪を軽く面取り、やらなくても大丈夫ですが・・・・
冬場の張り付きを少しでも防ぎたいですからね。
クラッチプレートはZEP750用とターボ用ではこんなに厚みが違います。
クラッチプレートが薄いのでフリクションプレートが8枚入る訳です

《左ZEP750、右ターボ用》
ここはきちんとトルクレンチを使って組みましょう。
サービスマニュアルに沿って液ガスを塗布します。
ガスケットを合わせ位置決め。
リレースシャフト入口のダストシール部分は意外と汚れてますので、きちんと掃除
しましょう。
リレーズシャフトを支持している2個のニードルベアリングにはオイルが
廻りますが、一応モリブデングリスを補充。
クラッチカバーを取り付けて、ケーブルを組み付け遊びを調節したら終了

続けてRサスの交換でーす

まずは、エキセンをヒックり返しリアを上げていたので、エキセンを元に戻し
チェーン張り調整。
今まで付いていたRサスはスタンダードタイプのオーリンズ《S36P》。
調整幅がイマイチなのでフルアジャの《ジェネシス》に交換

Rタイヤとインナーフェンダーの間にパンダジャッキを入れると楽に作業出来ます。
S36Pを外して行きます。
続けてジャッキで高さを調整しながらジェネシスを取り付けます。
取り付け部の汚れもしっかり綺麗にして、カラー部にはモリブデングリスを
塗布

完成

試運転と行きたい所ですが・・・・・・ 雨

セッティングは後日だね

来月のツーまでにバッチリセッティングしといてちょうだい

これでクロちゃん号の走りも激変の予感、みんな抜かれちゃうぞ〜

伸び側からセッティングしてね〜